2012年2月29日水曜日

JSCAインストラクターⅠ検定会 in 座間味島

2月27~28日
日本セーフティーカヌーイング協会のシーカヤックインストラクターⅠ検定会が座間味島で開催されました。
シーカヤックインストラクターⅠは静水域でのパドリング技術と知識を問う資格です。
開催主管は北海道のブルーホリック嘉藤IT(インストラクタートレーナー)、検定員として
パドルコーストの吉角IT、ケラマブルーの宮里ITの合計3名が試験官でした。
受験者は座間味島から3名、沖縄本島から1名の計4名の参加。
私含めJSCA公認校の代表者4名が検定会研修という形で模擬採点させていただきました。

27日の実技試験は座間味島の阿真ビーチ横の港静水域にて実施。
模擬試験官としてパドリング技術を採点し、実際のITの採点とすり合わせて
自分の判断基準のずれを修正することができました。

2日間の座間味島検定会で新たなインストラクターⅠが3名誕生致しました。
広さん、松尾さん、やっち、おめでとうございました。

どんどん資格保持者を増やしたいですね。

2012年2月26日日曜日

カヤックでホエールウォッチングツアー

2月25~26日
JSCAの副会長を務める三重県伊勢志摩のシーカヤックガイド、パドルコースト吉角さんとの
コラボレーションツアーを開催しました。
出発前のブリーフィングをする佐野
普段は三重県の伊勢志摩を拠点に漕がれている吉角さんのお客様4名、JSCA公認校の
西表島ぱいしいいず近澤さん夫妻、西表島グッド・アウトドアの出戸さん3名を迎え
指南役はもちろん私・佐野の案内でカヤックホエールウォッチングツアーへ。
 しかし、この日はなかなか穏やかな場所にクジラが現れず、しばらくボートからホエールウォッチング。
次第に波も強くなってきて船酔いされる方も出たため、一時座間味島へ上陸して休憩。
 復活して、再度チャレンジしましたが、残念ながら穏やかな場所にクジラは現れず
せっかく積んだカヤックも海面へ下すことなくツアーは終盤へ。
今回使用したのがグラスボート型ボートだったので、最後は船長にお願いしてケラマ内海のサンゴ礁、ウミガメを見て終了。クジラをあきらめてからの最後が一番盛り上がったような・・・。

今日の鬱憤を晴らすべく!?夜は居酒屋「海畑」にて打ち上げ。
明日は1Dayカヤックツアーだ!!と意気込んだものの、翌日は大雨と寒さでツアー中止に・・・。
2月のお天気は三寒四温。
こんな時もあります。
今回でめげずに、また次回に期待しましょう。

2012年2月22日水曜日

JSCA公認校代表者研修会

2月22~23日
JSCA総会が終了して、朝の高速船で全員座間味島へ移動。
2日間の日程で代表者研修会が座間味島で開催されました。
座間味島へめんそーれ~♪
 到着してすぐに着替えて研修会。
今回はSUP(スタンダップ パドルボード)とシットオン・カヤックの勉強会でした。
SUPの講師はコア・アウトフィッターズの山口さんが行いました。
 ネイチャーランドではSUPはシーカヤックツアーのオプションとして体験できるように
ツアーメニューに組み込んでいますが、JSCA公認校メンバーの中には乗るのも初めての方も。
初めての方にはなかなか乗りこなせない乗り物です。
今回は山口さんからパドルワークを色々と教えて頂きました。
SUPの漕ぎ方にもいろいろあるんですね。
 後半はメンバーチェンジしてシットオン・カヤックの勉強会。
講師はパドルコーストの吉角さんが行いました。
沖縄ではマングローブツアーや、青の洞窟、修学旅行などなど簡単に乗れるという事で
広く使用されています。
しかしながら、沈してからの再乗艇方法やカヤックの起こしかた、溺者をカヤックに乗せるには?
など、あえてやっていなかった事だったので、改めてやってみると、これも簡単ではないなと感じました。
溺者をカヤックに引き上げるには?

2012年2月21日火曜日

日本セーフティーカヌーイング協会:総会in沖縄

2月21日
前日の沖縄県カヤックガイド協会(OKGA)に引き続き、今日は日本セーフティーカヌーイング協会(JSCA)の総会が同じく沖縄県那覇市の船員会館会議室で開催され出席しました。
日本セーフティカヌーイング協会(Japan Safe Canoeing Association >> 略称JSCA)は、日本における安全なカヌーイングの普及を図り、自然環境との調和的活用を高め、健全な心身の発達に寄与することを目的として設立された民間の団体です。詳しくはこちら

前年度の総会まで毎年東京都多摩市の(財)社会スポーツセンターで開催されていましたが
今年度より、全国各地での開催に変更になり、初めての地方開催が沖縄となりました。

OKGAでのガイド認定制度は昨年より開始されましたが、JSCAでは
川でのカヌー、カヤック、海でのカヤックのインストラクター認定制度が確立されています。
日本でのカヌー、カヤックインストラクター制度の広がりは今後さらに加速度的に
広がりを持ち、ダイビングでいうPADI、BSAC、NAUIのような団体となるでしょう。
実際に沖縄県では急速にその動きが始まっています。
大手旅行業社からも資格に関する問い合わせがJSCA事務局へ寄せられています。

遊びの性質上、個人が遊ぶ場合のCカードのようなライセンスまでは必要ないと思いますが
スクールやツアーのようなお金を頂いてインストラクションする者の資格として
当然持っておくべきものとなるでしょう。

2012年度からJSCAは大きくかわります。
今までの正会員は一般個人でしたが、この総会で正会員は公認校の代表という形になりました。
JSCAという団体がプロ会員を中心とする協会に生まれ変わったのです。
より目的意識がはっきりとし、活動がスピーディーになると思います。

2012年2月20日月曜日

沖縄県カヤックガイド協会24年度総会

2月20日(月)
沖縄県では海でのカヤックや川(おもにマングローブ)でのカヌー等、お客様をご案内する上で
安全にツアーを開催するためにガイドの質の向上や、情報の共有を目的とした
沖縄県カヤックガイド協会(OKGA)という団体があります。
20日はその総会が、那覇市の船員会館会議室であり、出席してきました。
2005年3月の西表島でのシーカヤックツアー中のガイドと親子の遭難事故をきっかけに
沖縄県内のカヤック業者が集まってできたこの団体も7期目を迎えました。
当初は、沖縄県の水上安全条例にある公安委員会への無届けカヤック業者や
水難救助員の無資格ガイドを無くそうということが活動の中心だったように思います。

6期目の昨年からはカヤックガイド認定制度(技術と知識)を開始して
協会の活動が本来の目的の入り口に入りました。

残念ながら、沖縄本島のカヌー、カヤック業者や西表島のガイドには
ひと夏だけのなんちゃってガイドさん(カヌーの乗り方やパドルの持ち方すら知らない)
がいる現状があると聞きます。

現在は、沖縄県条例で水難救助員の資格のみに限定しているため
カヌー、カヤックの技術や知識が問われていないことに問題があると思います。
今後はOMSBとの連携を強固にし、沖縄県の水上安全条例のプレジャーボート提供業の
カヌー、カヤックのガイドは各カヌー、カヤック団体(OKGA、JSCA等)の認定を受けた者と変更できるように、沖縄県カヤックガイド協会のガイド認定制度の継続とレベルアップを図っていきたいと思います。

2012年2月16日木曜日

シーカヤックでザトウクジラに大接近♪♪沖縄:座間味島

2月13日(月) 晴れ 中潮 南風4m/s  波高1.5m 
今日はボートにカヤックを積んでいくホエールウォッチングツアー。
今日のゲストさんは
2008年の3月にとってもいい思いをされ、あの感動を忘れられず再びシーカヤックでザトウクジラへアプローチしにきてくれましたカヤック経験2回目のAさんと
大学時代に自分とカヤックを一緒に始めた先輩の阿部さん。
アイランドパワー:大城船長の島童(しまわらび)号にタンデムカヤックとシングルカヤックを積んで出発。
運よく座間味島のすぐ北側に2頭のザトウクジラを発見。
しばらくボートからクジラの様子を確認し、落ち着いているかどうか確認。
ほとんど移動もせず、のんびりしているクジラだったので
ボートからカヤックをおろしていざクジラへ。
僕と初心者のAさんがタンデム。阿部さんがシングル艇で洋上へ。
しばらくはクジラになかなか接近できませんでしたが、だんだん距離を狭めていくことができ

そしてついに!!!!
撮影:ガイドの佐野
ガイドの私がAさん越しにとった写真がこれ。
広角24ミリのコンデジなので、クジラとの距離はかなりあるように見えますが・・・。
隣で、少し後方で漕いでいた阿部さんが同じタイミングでとった写真があります。
撮影:阿部さん
ちょうど同じ瞬間ですね~。クジラとの距離がよくわかります。
更にさらに、ボート船長の大城さんも同じ瞬間を撮っていました。
望遠カメラで引いて撮ると、すごい迫力になってきます。
撮影:大城 晃様
そして、なんとなんと、
今シーズンのザトウクジラ調査をしている宮村さんも後方から同じ瞬間を撮っていました。
大迫力!ザトウクジラのテールとカヤッカー
撮影:宮村 幸文様
運のいい人って、いますよね。
Aさんはまさにそんなひと。
2008年以来2回目のシーカヤックで、ザトウクジラにこんなに接近できるなんて。
海のコンディション、クジラのいる場所、クジラの状態、ウォッチングボートの有無など
いろんな条件、制約があるなかで可能なカヤックウォッチングですが
今回は見事なタイミングでいいクジラに会えて、ほんとラッキーでした。

今日の達成感が写真に表れてますね。
終了後;座間味港にて

                
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2012年2月4日土曜日

春一番乗り!沖縄でシーカヤック体験

2月4日 晴れ 気温20度 波高1.5m 
今日は今冬で一番静かで穏やかな海。
そんな日にご参加いただいたのは、なんと御年82歳!!のHさん。私の父とほぼ同じ年。
初めての座間味島に2泊の旅行で、シーカヤックとホエールウォッチングツアーにご参加するために来られました。
ご参加ありがとうございます。
まだまだ元気な82歳
 私と二人でタンデム艇で出発。
世界中を旅したいろんなお話で楽しませてもらいました。
すぐ横にウミガメが
 今回はシュノーケリングは行いませんでしたが、カヤックの上からカメラを突っ込んで
サンゴの写真を撮っておきました。
 ランチは座間味名物和山モズクさんの「もずくそば」を美味しくいただいて
午後からホエールウォッチング。
今日はホエールウォッチング協会所属の「サポート号」に乗船しました。
ウォッチング船:サポート号
 乗船時間約2時間。
2頭のザトウクジラが最初から最後まで仲良くペアで泳いでいました。
きっと雄雌のペアだと思います。
今日のクジラ
念願のブリーチは見られなかったけれど、満足のホエールウォッチングでした。
今日のツアーも午前午後のすべての写真をお客様へプレゼントして、2日間の座間味島滞在を満喫してお帰りになりました。

2012年2月3日金曜日

春の慶良間:シーカヤックの女一人旅

2月3日 曇り 北風4m/s 気温17度 水温21度
2月に入り気温も上がってきました。
今日は午前の半日カヤックツアーの開催で、シーカヤックとシュノーケリングを楽しんできました。
テレビでは雪国の大雪が目に入りますが、同じ時期に海に入ってシュノーケリングなんて・・・。
日本って自然に恵まれてるな~って思いますね。
 ご参加いただいたのは関東からお越しいただいたSさん。
シットオンカヤックの経験はありましたが、本格的なシーカヤックは初めて。
余裕のポーズ
 でも、今日は私とマンツーマンだったので、前席で楽していただきました。
シュノーケリングもとってもお上手で。
 2月3日なのでちょうど座間味島ダイビング協会の皆さんが鬼退治!(オニヒトデ)
じゃなくて貝退治していました。
先日の新聞で石垣島海岸に1000匹のオニヒトデが打ちあがるなんてニュースもありましたが
ここ座間味島ではオニヒトデの被害は減り、レイシガイダマシという貝によるサンゴの食害が
増えていて、美ら島募金という皆様からの募金もあり、貝退治を行っています。
ピンセットで1センチほどの貝を洗濯ネットに入れていきます。
 このようなスズメダイの群れも、サンゴのお家が残っているから。
いつまでも残したい島人の宝です。

2012年2月1日水曜日

シーカヤックでザトウクジラを見よう!2012年2月25,26日参加者募集中♪

ザトウクジラのシーズンも2月が最大のピークを迎えます。
ネイチャーランドではカヤックをボートに積み込んでザトウクジラの出没場所まで移動して、カヤックでクジラに接近するツアーを開催しています。
通常中級者以上で2名以上で毎日開催のツアーですが、以下の日程でお一人のご参加も可能です。(シーカヤックが初めての方はご参加できません)

2012年2月25日(土)~26日(日)

参加料金¥11,000円(ホエールウォッチングボート乗船料、シーカヤック一式使用料、ガイド、保険)
所要時間 約3時間