2012年2月22日水曜日

JSCA公認校代表者研修会

2月22~23日
JSCA総会が終了して、朝の高速船で全員座間味島へ移動。
2日間の日程で代表者研修会が座間味島で開催されました。
座間味島へめんそーれ~♪
 到着してすぐに着替えて研修会。
今回はSUP(スタンダップ パドルボード)とシットオン・カヤックの勉強会でした。
SUPの講師はコア・アウトフィッターズの山口さんが行いました。
 ネイチャーランドではSUPはシーカヤックツアーのオプションとして体験できるように
ツアーメニューに組み込んでいますが、JSCA公認校メンバーの中には乗るのも初めての方も。
初めての方にはなかなか乗りこなせない乗り物です。
今回は山口さんからパドルワークを色々と教えて頂きました。
SUPの漕ぎ方にもいろいろあるんですね。
 後半はメンバーチェンジしてシットオン・カヤックの勉強会。
講師はパドルコーストの吉角さんが行いました。
沖縄ではマングローブツアーや、青の洞窟、修学旅行などなど簡単に乗れるという事で
広く使用されています。
しかしながら、沈してからの再乗艇方法やカヤックの起こしかた、溺者をカヤックに乗せるには?
など、あえてやっていなかった事だったので、改めてやってみると、これも簡単ではないなと感じました。
溺者をカヤックに引き上げるには?

2012年2月21日火曜日

日本セーフティーカヌーイング協会:総会in沖縄

2月21日
前日の沖縄県カヤックガイド協会(OKGA)に引き続き、今日は日本セーフティーカヌーイング協会(JSCA)の総会が同じく沖縄県那覇市の船員会館会議室で開催され出席しました。
日本セーフティカヌーイング協会(Japan Safe Canoeing Association >> 略称JSCA)は、日本における安全なカヌーイングの普及を図り、自然環境との調和的活用を高め、健全な心身の発達に寄与することを目的として設立された民間の団体です。詳しくはこちら

前年度の総会まで毎年東京都多摩市の(財)社会スポーツセンターで開催されていましたが
今年度より、全国各地での開催に変更になり、初めての地方開催が沖縄となりました。

OKGAでのガイド認定制度は昨年より開始されましたが、JSCAでは
川でのカヌー、カヤック、海でのカヤックのインストラクター認定制度が確立されています。
日本でのカヌー、カヤックインストラクター制度の広がりは今後さらに加速度的に
広がりを持ち、ダイビングでいうPADI、BSAC、NAUIのような団体となるでしょう。
実際に沖縄県では急速にその動きが始まっています。
大手旅行業社からも資格に関する問い合わせがJSCA事務局へ寄せられています。

遊びの性質上、個人が遊ぶ場合のCカードのようなライセンスまでは必要ないと思いますが
スクールやツアーのようなお金を頂いてインストラクションする者の資格として
当然持っておくべきものとなるでしょう。

2012年度からJSCAは大きくかわります。
今までの正会員は一般個人でしたが、この総会で正会員は公認校の代表という形になりました。
JSCAという団体がプロ会員を中心とする協会に生まれ変わったのです。
より目的意識がはっきりとし、活動がスピーディーになると思います。

2012年2月20日月曜日

沖縄県カヤックガイド協会24年度総会

2月20日(月)
沖縄県では海でのカヤックや川(おもにマングローブ)でのカヌー等、お客様をご案内する上で
安全にツアーを開催するためにガイドの質の向上や、情報の共有を目的とした
沖縄県カヤックガイド協会(OKGA)という団体があります。
20日はその総会が、那覇市の船員会館会議室であり、出席してきました。
2005年3月の西表島でのシーカヤックツアー中のガイドと親子の遭難事故をきっかけに
沖縄県内のカヤック業者が集まってできたこの団体も7期目を迎えました。
当初は、沖縄県の水上安全条例にある公安委員会への無届けカヤック業者や
水難救助員の無資格ガイドを無くそうということが活動の中心だったように思います。

6期目の昨年からはカヤックガイド認定制度(技術と知識)を開始して
協会の活動が本来の目的の入り口に入りました。

残念ながら、沖縄本島のカヌー、カヤック業者や西表島のガイドには
ひと夏だけのなんちゃってガイドさん(カヌーの乗り方やパドルの持ち方すら知らない)
がいる現状があると聞きます。

現在は、沖縄県条例で水難救助員の資格のみに限定しているため
カヌー、カヤックの技術や知識が問われていないことに問題があると思います。
今後はOMSBとの連携を強固にし、沖縄県の水上安全条例のプレジャーボート提供業の
カヌー、カヤックのガイドは各カヌー、カヤック団体(OKGA、JSCA等)の認定を受けた者と変更できるように、沖縄県カヤックガイド協会のガイド認定制度の継続とレベルアップを図っていきたいと思います。

2012年2月16日木曜日

シーカヤックでザトウクジラに大接近♪♪沖縄:座間味島

2月13日(月) 晴れ 中潮 南風4m/s  波高1.5m 
今日はボートにカヤックを積んでいくホエールウォッチングツアー。
今日のゲストさんは
2008年の3月にとってもいい思いをされ、あの感動を忘れられず再びシーカヤックでザトウクジラへアプローチしにきてくれましたカヤック経験2回目のAさんと
大学時代に自分とカヤックを一緒に始めた先輩の阿部さん。
アイランドパワー:大城船長の島童(しまわらび)号にタンデムカヤックとシングルカヤックを積んで出発。
運よく座間味島のすぐ北側に2頭のザトウクジラを発見。
しばらくボートからクジラの様子を確認し、落ち着いているかどうか確認。
ほとんど移動もせず、のんびりしているクジラだったので
ボートからカヤックをおろしていざクジラへ。
僕と初心者のAさんがタンデム。阿部さんがシングル艇で洋上へ。
しばらくはクジラになかなか接近できませんでしたが、だんだん距離を狭めていくことができ

そしてついに!!!!
撮影:ガイドの佐野
ガイドの私がAさん越しにとった写真がこれ。
広角24ミリのコンデジなので、クジラとの距離はかなりあるように見えますが・・・。
隣で、少し後方で漕いでいた阿部さんが同じタイミングでとった写真があります。
撮影:阿部さん
ちょうど同じ瞬間ですね~。クジラとの距離がよくわかります。
更にさらに、ボート船長の大城さんも同じ瞬間を撮っていました。
望遠カメラで引いて撮ると、すごい迫力になってきます。
撮影:大城 晃様
そして、なんとなんと、
今シーズンのザトウクジラ調査をしている宮村さんも後方から同じ瞬間を撮っていました。
大迫力!ザトウクジラのテールとカヤッカー
撮影:宮村 幸文様
運のいい人って、いますよね。
Aさんはまさにそんなひと。
2008年以来2回目のシーカヤックで、ザトウクジラにこんなに接近できるなんて。
海のコンディション、クジラのいる場所、クジラの状態、ウォッチングボートの有無など
いろんな条件、制約があるなかで可能なカヤックウォッチングですが
今回は見事なタイミングでいいクジラに会えて、ほんとラッキーでした。

今日の達成感が写真に表れてますね。
終了後;座間味港にて

                
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