当日一緒に漕いだ関係者の方々の報告書を見ることができました。
同じマリン事業者として、いろいろ考えさせられる事故です。
当日は漕ぎ仲間が集まった、「漕ぎ納め」ということで
お金を頂いて漕ぐ主催者のいるツアーではなかったようです。
それぞれが、自身のカヌー能力や当日の海況を理解した上で参加した漕ぎ納め。
それは、それぞれが自己責任の上で漕いだということです。
シーカヤックなら、当然ながらライフジャケットを着用します。
仕事のときはもちろん、遊びの時も。
僕がリスクマネジメントで考えるのは最悪の状況です。
沈してしまう。
パドルを失ってしまう。
カヤックと人が離れ離れになってしまう。
荒れた海に出る際には当然起こりうることですね。
最悪、身一つになった時に浮力体が無い事は、命取りになってしまいます。
今回のみなさんはライフジャケットを着用していなかったようです。
今回だけでなく、以前のカヌー。カヤック事故からみても
ライフジャケットを着けてりれば・・・という事故から得られる教訓。
お亡くなりになられた方の妹さんが
「漕ぐのを辞めないで下さい。天気の悪い日にはライフジャケットを着けて下さい」
とくれたメールが教訓の核心部分だと思います。
こちらのブログでご覧いただけます。
マリン事業主、一般のパドラーの方も是非ご一読いただき、
縄の海を好きでいてください、漕ぐ事を辞めないで下さい、天気の悪い日にはライフジャケットを着けてください。」と、私に言ってくれました。