2006年に沖縄諸島で産まれた(可能性)クジラのあゆみ(AYUMI)が
昨日、渡名喜曽根近くで確認されたよーと、
美ら海水族館のザトウクジラ調査船からメールが届きました。
生まれた時MC(mother&calf:親子の意味)で暴れん坊だったあゆみ(AYUMI)クジラは
頻繁にテールを挙げてID撮影に成功しました。
2006年3月18日 撮影 さのっち |
ザトウクジラのテール模様は生れて一年でこんな感じに変わるんです。
2007年2月19日 撮影 さのっち |
ザトウクジラのなかでも一番目立つザトウクジラだからです。
何が一番目立つかというと、なんと!!
背ビレが無いんです。
生まれた年から、無かったんです。
だから、普通にブローして泳いでいるだけで、AYUMIクジラだとわかります。
今のところ、沖縄で照査しているザトウクジラの中で、
背びれが無いのはAYUMIクジラ以外には聞いたことありませんが
小笠原の調査を長年やっている山口さんは、他にも見たことがあるそうです。
あゆみ(AYUMI)クジラ:さのペディア
ザトウクジラ調査のIDカメラマンをしていた時に2005年12月に生まれた長女が歩海(あゆみ)
で、そのシーズンに生まれた子クジラにつけた名前。
座間味島ではこのように、古株のザトウクジラや船に寄ってくるザトウクジラに通称の名前で呼ばれるザトウクジラがいます。
ザトウクジラの皮膚を採取中のさのっち(左) |
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